【かんたん5ステップ!】BASEの登録方法と始め方
こんにちは、hanro+(ハンロプラス)編集部のコレちゃんです!
日本中に商品を販売できるネットショップ。そんなネットショップを開設したい方に人気なのが「BASE(ベイス)」です。2021年3月にBASEより公表された情報によれば、「ネットショップの開設実績が4年連続で1位」に選ばれたとのことです。
しかし、インターネットやパソコンの操作が苦手な方にとって、ネットショップの開設はハードルが高く感じられるでしょう。しかし、お客様に喜ばれるネットショップを開設できれば、売上をあげることも可能です。
そこで今回は、かんたんにネットショップを始めたい方に向けて、BASE開設の「登録方法と始め方」を5つのステップで具体的に解説します。BASEへの開設を考えている方は、ぜひ最後までご覧くださいね!
目次
【STEP.1】ネットショップBASEの登録方法
BASEでネットショップを開設するには、まず「アカウントを作成」し、「誓約書への同意」が必要です。その登録方法はかんたんで、実にスピーディーに完了します。
それでは「アカウントを作成する」方法と、「誓約書への同意」方法を説明していきましょう。
1・アカウントを作成する
まずは、BASEの登録画面を開きます。
「メールアドレス」「パスワード」「ネットショップURL」を入力するだけで、ネットショップを開設できます。驚くほど簡単ですよ。
①メールアドレスを入力する
BASEから連絡を受け取るメールアドレスを入力します。BASEからのお知らせ等が届くメールアドレスとなりますので、連絡がとれるアドレスにしておきましょう。メールアドレスは、登録後に変更することも可能ですので、ひとまず普段使っているものを登録しておけば大丈夫です。ただし、一部のフリーメールはBASEからのメールが届かない場合がありますので注意して下さい。(hotmail、liveなど)
②パスワードを入力する
BASEの登録画面などにログインする際に使うパスワードを決めて入力します。パスワードも登録後に変更できます。パスワードは忘れないようにメモしておきましょう。
③ネットショップURLを入力
最後にネットショップのURLを決めて入力します。ネットショップのURLは、次のような組み合わせで選べます。
https://〇〇〇(好みの文字)+buyshop.jp(など 11種類のドメインが選択できます) |
これにより、「https:/base.buyshop.jp」のようにURLを作られます。「好みの文字」の決め方は以下の通り
- ローマ字3文字以上で考えます。
- URLは、ネットショップを表すものです。(正確には、ネットショップの住所になります)
- ショップカード、チラシ、名刺などにも記載していくことになるでしょう。
- 実店舗名と同じにすると分かりやすいでしょう。
- お客様がかんたんに検索しやすいように、長くなりすぎないようにしましょう。
BASEで用意されている11種類のドメインは以下の通り
- thebase.in
- base.shop
- shopselect.net
- base.ec
- theshop.jp
- handcrafted.jp
- fashionstore.jp
- buyshop.jp
- supersale.jp
- official.ec
- kawaiishop.jp
セレクトショップにするなら「shopselect.net」、手作り商品を販売するなら「handcrafted.jp」など、開設するネットショップと関係するドメインが良いでしょう。
また、自分で独自ドメインを取得などして使うこともできます。その場合はBASEで用意されている11種類のドメインで一度URLを設定し、その後にドメインを変更します。ひと手間かかりますが、こだわりがあるネットショップとの印象をつけられます。
2・反社会的勢力でないことの表明
BASEの登録画面でメールアドレス、パスワード、ネットショップURLを入力し「無料でネットショップを開く」をクリックすると仮登録が完了し、自動的に画面が切り替わります。この画面では、
- 「反社会的勢力でないことの表明、確約に関する誓約書」を読んで
- 問題がなければ、「上記の誓約書に同意する。」にチェックを入れ
- 「上記に同意する」をクリック
これでネットショップのアカウント作成が完了しました。しかし、まだネットショップは公開されておらず、誰からも見られていない状態です。このあとに、登録したメールアドレス宛に届いたURLから、本登録することでネットショップが開設されます。
【STEP.2】ネットショップを開設しよう
それではアカウント作成が完了し、登録したメールアドレス宛に届いたURLから本登録する方法を説明します。
本登録として「メール認証」「運営に関する情報の設定(特定商取引法に関する表記の入力)」「決済方法の選択」をすればネットショップを開設できます。
1・メール認証
登録したメールアドレス宛に、BASEから以下のメールが届きます。
送信先アドレス | noreply@thebase.in |
タイトル | 【BASE】新規登録のお知らせ |
内容 | 以下のURLにアクセスし、メールアドレス認証を完了していただきますようお願いいたします。 |
URLをクリックするとメール認証は完了です。「メールアドレスの認証が完了しました。」のメッセージとともに次の手順が画面に表示されます。
2・特定商取引法に関する表記の入力
通信販売ではトラブル防止や購入者の保護のため「特定商取引法に基づく表記」の公開が法律で義務付けられています。特定商取引法では事業者(ネットショップ運営者)が守るべきルールと、クーリング・オフなどの消費者(お客様)を守るルールが決められています。「表示義務」があることを表示することで、安心して買物ができるネットショップとしてお客様に伝わります。記入した内容はショップの「特定商取引法に基づく表記」ページに表示されます。
特定商取引法は、BASEの管理画面から入力しましょう。
「ショップ設定」から「運営に関する情報の設定」をクリック |
「運営に関する情報の設定」を入力していきます。
①区分
- 個人事業主か法人かを選択します。
②事業者の名称
- ネットショップの運営責任者の氏名を入力します。
③事業者の所在地
- 実店舗の住所、店舗登録している住所、ネットショップの運営責任者の住所などを入力します。
④事業者の連絡先(電話番号)
- お客様に表示される電話番号を入力します。そのあと「電話番号認証」をクリックして、電話番号認証すると、ネットショップの特商法のページに認証済みマークが表示されます。電話番号認証しているとお客様からの信用が高くなります。
⑤その他(営業時間、定休日など)
- 営業時間、定休日などを入力します。
以下に該当する商品を扱う場合は、許認可番号と管理責任者名を記載します。
- 中古品(古物商許可証)
- 酒類(通信販売酒類小売業免許)
- コンタクトレンズ等(高度管理医療機器販売業許可証)
⑥販売価格について
- 記入例が入力されていますので、相違がある場合は入力しなおします。
⑦代金(対価)の支払方法と時期
- 予定している決済方法などを、すべて入力します。
⑧役務または商品の引渡時期
- 何日以内に発送するのかを入力します。
⑨返品についての特約に関する事項
- 記入例が入力されていますので、相違がある場合は入力しなおします。
①~⑨が入力できたら、最後に「保存」をクリックして完了です。
3・決済方法の選択
BASE内での決済のことを「BASEかんたん決済」といい、次の7つの方法で行えます。
- クレジットカード決済
- 銀行振込
- コンビニ、Pay-easy決済
- キャリア決済
- PayPal決済
- 後払い決済
- Amazon Pay決済
「BASEかんたん決済」はBASEが支払いの仲介をしており、ネットショップ運営者も安心して取引できます。
入力フォームに必要事項を入力すればすぐに利用可能です。「後払い決済」は入力内容に不備があると、利用申請書が取り下げられます。不備内容を修正すれば再度利用可能になりますが、注意して入力しましょう。
それでは「BASEかんたん決済」の登録方法を説明します。
①先ほど登録した、「特定商取引法に関する表記の入力」ページの、右隣にある「決済方法の設定」をクリックします。
②ページ下部にある「BASEかんたん決済利用申請」をクリックします。
③前述の7つの決済方法から使用するものを選びます。
- お客様にとっては、決済方法の選択肢が多い方が、購入しやすくなります。決済方法を増やしても費用などはかからないので、とくに問題がなければ、すべての決済方法を選択しましょう。
④屋号を入力します。
- 屋号を入力すると、購入者の支払いカード履歴などに「BASE*あなたのネットショップ名」で記載されます。屋号を入力しない場合は「ベイス」と記載されます。
⑤事業者の情報を入力します。
お住いの住所は、
- 個人の場合:住民票に記載されている住所を入力します。
- 法人の場合:代表者個人の住所を入力します。
これは、申請上必要な情報ですが、インターネット上などでは非公開となりますので、ご安心ください。
⑥ショップカテゴリを選択します。
カテゴリ一覧がでてきますので、ネットショップに合うものを選択します。
⑦「保存する」をクリックすると決済方法の選択は完了です。
【STEP.3】BASEで商品を登録しよう
ネットショップの開設の準備がおわったら、実際に販売していく商品を登録していきます。BASEでは専門知識などなくても簡単に商品登録ができるようになっています。
それでは商品の登録方法を説明していきましょう。登録した商品は、後で削除できますので安心して下さいね。
商品登録方法
BASE管理画面の「商品管理」⇒「商品を登録する」⇒「商品登録」ページへ移動 |
①商品名を入力します。
- 商品名は、「BASEショッピングアプリ」でキーワード検索したときの、検索対象になっているので、とても大切です。
- その商品の分かりやすいキーワードを入れておくと、アクセスが増えやすくなります。
- 例1)商品名を「オリジナルバッグ」にした場合
- ×「トートバッグ」で検索するとヒットしない。オリジナルバッグでは、どのようなかばんかも分からない。
- 例2)商品名を「水色トートバッグ通学用」にした場合
- 〇「トートバッグ」「水色」「通学用」など、複数のキーワードでヒットする
②商品画像を登録する。
- BASEでの商品画像は、サイズ1,280pxの正方形がおすすめです。BASEで登録できる最大サイズが、1,280pxになりますので、これ以上大きな画像でも1,280pxに自動調整されます。
- 商品画像のサイズが小さいと、画像が粗くなります。またサイズがそろっていないと、不自然になることがあります。
- 商品画像は、20枚まで登録できます。
- 画像の並び順は、画像をドラッグし移動するなどで、簡単に変更できます。
③商品説明を入力する。
- 仕様・素材・色・サイズなど、購入時に知りたい情報をできるだけ多く記載しましょう。
④価格(税込)を入力する。
- 商品が売れたときは販売価格から手数料などが引かれます。手数料のことも計算して、価格を設定しましょう。
⑤在庫数を入力する。
- 在庫を0にすると、商品購入ページは表示されるが、「SOLDOUT」で購入できなくなります。
- 同一商品にサイズ・色が複数ある場合は、「種類を追加する」をクリックし、追加ができます。サイズや色ごとに在庫数を設定しておきましょう。ただし、種類ごとの価格設定などはできないので、ご注意ください。
⑥表示・公開にチェックを入れる。
- 「1番上に表示」にチェックを入れると、その商品が商品一覧ページで常に1番上に表示されます。おすすめ商品や売れ筋商品に設定すると良いでしょう。
- 「公開する」にチェックを入れると、商品ページが公開されます。チェックを外すと非公開になります。
すべての入力などが完了したら、ページ最下部の「登録する」をクリックします。これで「商品登録」は完了です。
【STEP.4】ネットショップをデザインしよう
ネットショップの開設準備ができ、実際に販売する商品なども登録しました。ここまでできたら、登録したネットショップが現在どのようなデザインになっているか確認してみましょう。
ネットショップのデザインは、編集やカスタマイズしていくことができます。ここでは、デザイン編集、デザインテーマの設定、ロゴ・背景画像の設定について説明します。
1・デザイン編集
BASE管理画面のメニューにある「デザイン」をクリックします。これだけで、ネットショップのデザインを確認できます。
デザイン | 11種類の無料テンプレートが用意されています。有料テンプレートも多数あり、無料テンプレートにはない機能なども装備されています。 |
ロゴ | 自動的に、ネットショップの名称が記載されたロゴが作成されています。フォントの種類は決まっていますが、色合いは自由に変更できます。 自分が持っている、ショップロゴ画像をアップロードして使うこともできます。また、BASEで提供している無料アプリの中に、かんたんにロゴ作成できる「ショップロゴ作成」があります。 |
背景 | ロゴと同じで、好きな画像や色に変更できます。 |
ナビゲーション | ショップロゴの下部にあり、メニューの色などを変更できます。 |
デフォルトのモバイルテーマを使用 | 自動的に「デフォルトのモバイルテーマを使用」を適用する設定になっています。適用しない設定にすると、スマートフォンで見たときにも、パソコンと同じ仕様が適用されてしまいますので、ご注意ください。 「デフォルトのモバイルテーマを使用」を適用する設定にしておきましょう。 |
■ショップロゴ作成とは?
ショップロゴ作成アプリで、英語と日本語で10種類ずつのフォントと、33色の文字色、14ptから90ptまでの文字サイズを組み合わせてオリジナルのショップロゴを作成できます。もちろん無料で何回でも使用できます。使用方法も以下のステップで簡単に使えます。
- ショップロゴ作成アプリをインストールする
- ロゴタイトルなど必要事項を入力する
- プレビューを確認する
- 「このロゴをショップに設定する」をクリックする
このようにかんたんにショップロゴを作成できますよ!
2・デザインテーマの設定
次はネットショップのデザインテーマの設定方法を説明していきましょう。BASEのデザインテーマなどの設定は簡単で初心者でも操作しやすいように作られています。ネットショップのページをデザインするには、まずはテーマを選んで全体の構成を決めます。テーマは見た目の印象だけではなく、ネットショップの特徴にあったテーマを選ぶことも大切ですよ。また、テーマを変更すると、それまでのカスタマイズ内容はリセットされますので、注意しましょう。
- BASE管理画面のメニューにある「デザイン」をクリックします。
- メニューの「テーマ」をクリックし、テーマを選び、「このテーマを選択」をクリックします。11種類の無料のテーマは「シンプル」「クール」「ポップ」など幅広く用意されており、すべてのテーマがスマートフォン対応になっているので非常に便利です。
- 選んだテーマは「デザインパーツ」でかんたんにカスタマイズできます。デザインの専門知識がいっさいなくても、直感的な操作だけでショップデザインできます。
デザインパーツも多数用意されており、これを組み合わせていくだけで、オリジナルデザインのネットショップのようになります。
- スライドショー
- ブログメニュー
- 送料案内
- SNSバナー
- 画像とテキスト
- 動画
- ピックアップ商品
- 地図
その他にも多数あり、ぞくぞくと新しいパーツも追加されていますね。
3・ロゴ、背景画像の設定
ロゴの設定方法は
- BASE管理画面のメニューにある「デザイン」をクリックします。
- メニューの「ショップロゴ」をクリックし、ショップロゴを選び、「画像を使用する」をオンにします。
たったこれだけでロゴの設定が完了します。ロゴを作成したらすぐに設定して反映しておきましょう。
【STEP.5】ネットショップオープン!
BASEの登録をして、ネットショップの開設や販売する商品の登録も完了。開設したネットショップのデザインも編集し、ショップロゴもカスタマイズした。そしたらあとはネットショップの公開設定をすればネットショップがオープンできます。ここでは、その方法を説明していきますね。
1・ショップ情報の入力
- BASE管理画面の右上の「ショップアイコン」をクリックして、メニュー内の「ショップ設定」をクリックします。
- 「ショップ設定」一番左の「ショップ情報」をクリックします。
- ショップURL、ショップ名、ショップの説明、ショップカテゴリが正しいことを確認します。記入もれや、間違いがあれば修正します。
- ショップ公開状況の「公開」にチェックを入れ、「保存」をクリックする。
2・ショップを公開する
ショップ公開状況の「公開」にチェックを入れ、「保存」をクリックするとネットショップが公開されます。「しっかり公開されているか?」「ネットショップの情報や商品情報などに間違いがないか?」などを、公開されたネットショップを見て確認しましょう。
公開されたネットショップを確認するには、BASE管理画面の右上の「ショップアイコン」をクリックして、メニュー内の「ショップを見る」をクリックします。この「ショップを見る」から、いつでも確認できますよ。
これで、実際に自分のネットショップをオープンできました!BASEでは用意されている無料ツールだけで、ネットショップを開設でき、スタンダードプランであれば毎月かかってくる固定費などもありません。専門知識がなくてもデザイン編集やロゴ作成、商品登録などができるBASEであればネットショップを開設するもの簡単ですね。
まとめ
BASEでネットショップを開設するのは、とてもシンプルで簡単にできます。ネットショップURLも無料ドメインを利用できますし、BASEかんたん決済では7種類の決済方法が無料で利用できます。しかもBASEが代金支払いの仲介をしてくれるんです。なんて便利なんでしょうか。ネットショップのデザインも無料のテーマなどを利用できますし、ショップロゴの作成も無料でできます。ネットショップのデザインは、初心者でも簡単にできますよ。
しかも、基本的な固定費は0円で運営することも可能です。(スタンダードプランのみ)ネットショップでの商品販売に興味はあるけれどなかなか踏み出せないでいた方は、無料で簡単なBASEでネットショップを開設されることをおすすめします。
また現在別の販路を持っていて、新しい販路を開拓したい方にも無料でネットショップを開設できるBASEはおすすめです。
「初めてネット販売する方」や、「大手ECモールのランニングコストの高さに悩まれている方」、さらに「Amazon販売が軌道にのって、次の販路を開拓したい方」は、BASEで開設したネットショップへの出店を選択肢の1つに入れてみてはいかがでしょうか。
最後に・・・
Amazon販売をしていてある程度軌道にのってきたら、次はAmazon以外でも商品販売して、売上の拡大を狙っていきたいところです。そんな時は、販路拡大・販売代行サービス「hanro+(ハンロプラス)」がとても便利。
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