【D2Cブランド必見】Amazonへ出品する方法と5つの活用術
こんにちは、hanro+(ハンロプラス)編集部のコレちゃんです!
「D2Cブランド」とは、ランニングコストを大きく削減できる販売方法で、近年ビジネスモデルとして注目を集めています。多くのプラットフォームで行えるブランド展開ですが、Amazonで出品・出店を行うことによって多くのメリットを得ながら売上の確保が可能です。
そこで今回はD2Cブランド がAmazonで出品を行う際にはどのように行うのか、出品方法やAmazonの活用術を含めて解説していきます。D2Cブランドを運営している方はぜひ最後までご覧ください。
目次
D2Cブランドとは
まずは簡単にD2Cブランドという言葉から説明していきましょう。知っている方は飛ばして頂いても結構です。
D2Cは「Direct to Consumer」の略称。企業が直接消費者に対して販売を行うスタイルをそう呼びます。さらに詳しい定義を上げると、D2Cは自身で企画・製造した商品を自社のECサイトなどを利用して直接消費者に販売を行うビジネススタイルになります。つまりメーカー直販ですね。
実店舗を持たないという点や卸業者を挟まないという点から、ランニングコストを大きく削減できるほか、直接消費者とやり取りを行うため全体の流通構造が理解しやすいという点が強みです。以前からもD2Cブランドのようなビジネスモデルは存在しましたが、近年再度D2Cブランドが脚光を浴びています。理由としてはマーケティング・市場販売の変化が大きく関係しているんです。以前は企業が顧客のもとへ商品を届けるには、いくつもの手順が必要でした。「商品開発→製造→卸業者→小売店→発送業者→顧客」と、このように。とても無駄が多いように感じてしまいますよね?そこで、製造業者が直接商品の開発、小売までをおこない「製造業者→発送業者→顧客」の直販にしてしまおうというのがD2Cビジネス。このD2Cビジネスで商品のプロモーションを手掛けているブランドを「D2Cブランド」と言います。
近年はSNSの発展もあり、口コミを利用して直接自社が構築したECサイトやプラットフォームに足を運んでもらい、販売できるようになっています。柔軟なマーケティングの変化からD2Cブランドの販売スタイルが注目を集めている訳なんですね。
B2C(BtoC)との違い
D2Cブランドは「Direct to Consumer」の略称であると説明しましたが、マーケティング用語としてB2C(BtoC)やB2B(BtoB)の言葉も利用されます。それぞれ下記のような略称・意味です。
略称 | 正式名称 | 意味 |
D2C(DtoC) | Direct to Consumer | 消費者直接取引 |
B2B(BtoB) | Business to Business | 企業 対 企業取引 |
B2C(BtoC) | Business to Consumer | 企業 対 顧客取引 |
「誰が誰に対して販売・取引を行うのか」という点をイメージするとそれぞれの言葉の意味が理解できやすいですね。B2Bは企業が企業に対して、B2C企業が消費者に対して販売を行うビジネススタイルになります。
上記の中では、D2CブランドとB2Cが同じものではないかと考える人も多いですが、D2CブランドとB2Cは異なる言葉です。B2Cは企業が消費者に対して販売を行うスタイルですが、D2Cブランドは「どのような取引を行うのか」「どのように届けるのか」を指す言葉になります。直接消費者に対して販売を行うという点から、D2CはBtoCよりもブランドの認知力を高められるか・SNSの活用力が重要と言えるでしょう。
D2CブランドがAmazonに出品するメリット
そんなD2Cですが、多くの人が利用しているプラットフォーム「Amazon」でもD2Cブランドとして出店を行うことが可能です。
D2CブランドをAmazonに出店する主に3つのメリットがあります。
- 低コストで出品可能
- 出品までのハードルが低い
- 集客力を拡大できる
それぞれどのようなメリットがあるのかについて詳しく解説していきますので、D2Cブランドが気になっている人は参考にしてみてください。
メリットその1・低コストで出品可能
各プラットフォームによって出品コストは変わってきますが、Amazonで出品を行う場合は低コストで出品を行うことが可能です。
小口商品であれば1商品100円で出品、大口出品であったとしても月額4,900円で出品が行えます。自社のECサイトの場合、ECサイト制作を行う段階で多額の費用がかかってしまうものの、Amazonでは出店手数料と販売手数料を支払うことによって販路の構築ができるため、低コストで出品ができるという点が強みです。
【小口出品】
毎月49点販売を行う際におすすめで、販売する商品が決まっていない場合に小口出品プランを利用するようにしましょう。
【大口出品】
毎月49点以上の販売を行う場合におすすめで、商品の広告を出したい場合やAPIやレポートなどの出品用ツールを使用したい場合に推奨するプランになります。
メリットその2・出品までのハードルが低い
プラットフォームによって出品・出店を行うまでの出店審査が厳しいのが現状。しかし、Amazonは審査が厳しくなく、出店が行いやすいというのも大きなメリットです。
Amazon以外にも「楽天市場」や「Yahoo!ショッピング」などのプラットフォームも知名度が高いですが、3大モールの中でもAmazonは最も出店審査が厳しくないと言われています。出店審査が厳しくないという点から多くの人・企業が出品を行いやすいですが、Amazonが出店審査でチェックしているポイントは下記のような内容です。
- 出店を行う事業者や個人が信頼できる企業・人物であるか
- 個人情報・企業情報
- 経営状況
- 事業内容
プラットフォームによっては事業規模などもチェックされます。しかし、Amazonは事業規模に関係なく出店できるのが魅力の一つ。出店審査に関しては2営業日から最長でも3日とスピーディーなため、ストレスを感じにくい上にオンライン上で完結するという点もメリットです。
ただし、Amazonに関しては出店審査は厳しくないものの、出品審査が厳しく、商品の品質や顧客への対応などのチェックがしっかり行われており、Amazonの運営者・管理者が考える対応・品質にそぐわない人はアカウントの凍結が行われることも少なくありません。そのため、Amazonで出品を行う際には顧客対応や商品の品質もしっかりと意識してD2Cブランドを展開していくようにしましょう。
メリットその3・集客力を拡大できる
他にもAmazonは3大モールの中でも特に知名度が高いため、集客力が高いという点がメリットです。他のECモールはどうしても知名度が少なく、広告宣伝を行わないと集客ができず、素敵な商品であったとしてもなかなか売れないという状態ができてしまいがちです。しかし、Amazonであれば知名度が高いため、何もしていない状態でも多くの人の目に触れやすい上に、D2Cブランドのように口コミを活用して集客を行うとさらに強い販路構築ができます。
SNSを活用して集客を行うという点から集客に関する難易度が高いですが、SNSの口コミを活用することによって費用をかけずに集客ができるため、毎月の負担が少ないという点が魅力です。出店を行ったのはいいものの、全く人の目に触れずに商品が売れ残ってしまうという人も少なくないため、集客力の拡大ができてみてもらいやすいという点が魅力ですね。
D2CブランドがAmazonに出品するデメリット
D2Cブランド展開はAmazonではかなりおすすめですが、デメリットも存在します。下記の3つがAmazonに出品を行うデメリットです。
- 手数料がかかる
- ブランドイメージが伝わりにくい
- 価格競争になりやすい
それぞれのデメリットについて詳しく解説していきますので、参考にしてみてください。
デメリットその1・手数料がかかる
Amazonでは出品を行う際に小口商品であれば1商品100円から出品を行うことができますが、売れた商品に応じた手数料が発生します。手数料に関しては商品カテゴリーによって異なりますが、各プラットフォームの中では販売手数料が高いという点がデメリットです。具体的な手数料に関しては下記が一例になります。
【カテゴリー 販売手数料:最低販売手数料】
- AV機器&携帯電話 8%:30円
- カメラ 8%:30円
- パソコン・周辺機器 8%:30円
- 楽器 8%:30円
- スポーツ&アウトドア 10%:30円
- カー&バイク品 10%:30円
- おもちゃ&ホビー 10%:30円
- TVゲーム 10%:なし
- PCソフト 15%:なし
他にもカテゴリーによって販売手数料や最低販売手数料が変わるため、Amazon出品サービスの手数料を確認して自分が販売しようと考えている商品の手数料を把握するようにしましょう。ただし気を付けるポイントとして、本やCDなどのメディア関係の商品を販売する場合は販売手数料に加えて15%の成約料金が必要です。
デメリットその2・ブランドイメージが伝わりにくい
AmazonでのD2Cではブランディングが行いにくく、他とは違った戦略を練りにくいという点がデメリットになります。他のプラットフォームでも言える点ではありますが、Amazonで出品を行う場合はAmazonのルールに従って販売を行う必要があります。
さらに、自社ECサイトの構築を行って販売を行う際には、自社のオリジナル性を出しやすい上にSEO対策を行いやすいですが、Amazonで出店を行う際にはルールに従う必要があるため、他のお店と比べると個性・ブランドアピールを行いにくいです。そのため、自社ならではの販売・出店を行っているつもりでも、Amazonユーザーからすると他の店舗との差がわかりにくく、同じようにサラッとチェックされてしまいやすい傾向があります。ブランドイメージが伝わりにくいとどうしても商品の魅力を最大限に伝えにくいため、ブランド力を高めたいと考えている場合はデメリットを感じやすいです。ブランドイメージを伝えていくポイントは限られてしまうため、TwitterやInstagramなどのSNSをしっかりと活用してブランドイメージを広げていくようにしましょう。
デメリットその3・価格競争になりやすい
Amazonは出店審査が厳しくなく、多くの人が出店しやすいという点がメリットとしてあげられますが、出店者数が多いため、競合は必然的に多くなってしまいます。さらに前述の見出しでも触れているように、ブランドイメージをAmazon内では伝えにくく、どうしても似たり寄ったりな店舗展開になってしまうため、価格競争になってしまいやすいです。
その他にも、Amazonでは多くの人が様々な出品を行っており、販売しようと考えている商品に似た商品が存在する場合があります。画像が多く掲載されている、商品に関する詳細が詳しく記載されている、商品の使用方法・イメージができやすいという点以外で他社と差をつけたい場合はどうしても「価格」がポイントになるため、価格競争になりやすいという点を把握しておきましょう。ただし、価格競争になりやすいからといって価格を急激に下げてしまうと、得られる利益が大幅に減ってしまうため、価格は上手に設定するようにしてください。
Amazonへ出品する方法
多くのメリット・デメリットがあるAmazonでの出品ですが、Amazonへの出品を行う際には3つのステップで行う必要があります。
- 出品用アカウントの作成
- 商品を登録する
- 梱包・発送
それぞれの方法について詳しく解説をしていきますので、Amazonでの出品を検討している人は参考にしてみてください。
ステップその1・出品用アカウントの作成
Amazon出品を行いたい場合は出品用アカウントが必要です。事前に下記の6つを準備しておくようにしましょう。
- クレジットカード
- 銀行口座
- 電話番号
- メールアドレス
- 登記簿謄本
- 本人確認書類
登記簿謄本に関しては個人事業主ではなく、法人として登録を行いたい場合に必要です。本人確認書類に関しては有効期限内の顔写真入りの身分証明書1部、または過去180日以内に発行されている利用明細書や取引明細書が必要になります。
出品アカウントを作成したい場合、Amazonのトップページにある「アカウント&リスト」をクリックし「Amazon出品サービス」へと進んでいきます。Amazon出品サービスへと進むと「さっそく始める」ボタンがあるのでクリックし、必要事項に関する入力を行っていきましょう。出品者情報の登録が終わった後は、マーケットプレイスの登録や手数料の支払いに必要なクレジットカード情報の登録を行います。
次はAmazonで商品を出品していくための、ストア名の登録を行います。さらに、商品に関するバーコードが付いているか、Amazonで出品を希望する商品のメーカーやブランド所有者であるかを入力するようになります。最初は販売者のビジネス情報の登録が必要ですが、最後は認証を行うための本人確認書類のアップロードを行いましょう。
ステップその2・商品を登録する
出品者情報の登録が終わった後は、販売をしていく商品の登録が必要です。商品の登録を行う際に必要な物として「出品する商品の製品コード」を用意しておきましょう。商品の登録を行う際には、事前に作成を行った出品アカウントで「セラーセントラル」にログインを行い、上部にある「カタログ」から「商品登録」ページに飛びます。商品ページに飛ぶと、準備しておいた商品コードの入力を行います。商品画像と商品情報を確認した後、出品したい商品とあっていれば「この商品を出品する」を押して登録を行ってください。
新規で出品を行う場合は下記の項目が入力必須になるため、準備をしておくようにしましょう。
- 商品名
- ブランド名
- メーカー名
- 製品コード
- 価格
- 商品のコンディション
- メイン画像
新規商品の登録を行う場合は商品を検索するページで「販売されていない商品を追加」を押し「カテゴリーの選択」「重要情報の登録」「出品情報」の順番で進みます。メイン画像に関してはガイドラインがあるため、規則に従って作成を行っておきましょう。
ステップその3・梱包・発送
商品の登録が終わった後は販売を行っていきますが、実際に商品が売れた際には梱包・発送作業が必要です。梱包・発送作業はとても重要で、他の競合との差をつけたい場合に重要視するべきポイントになります。梱包に関しても丁寧に行われているだけで購入者からの評価が上がりやすい上に、レビューを書いてもらうことができれば店舗の実績も増えます。
発送に関してもできるだけスピーディーな対応が好ましいです。丁寧かつスピーディーな実績を行うことで、購入者の気持ちを維持した状態で商品を届けることができ、高評価のレビューを書いてもらいやすい傾向があります。梱包・発送は丁寧に行い、競合との差をつけていくようにしましょう。
D2CブランドのAmazon活用術
Amazonで出品を行いD2Cブランド展開を行っていくことは多くの人におすすめですが、Amazonを上手に活用する方法も存在します。下記の5つは上手にD2Cブランド展開を行う際のAmazon活用術です。
- セラーセントラルでデータ分析を行う
- FBAで発送業務の負担を減らす
- 広告活用で集客力UP
- カスタマーレビューを充実させる
- ブランド登録を行う
それぞれどのようなAmazon活用術なのかについて詳しく解説を行っていきますので、Amazonで出品を行おうと考えている人は参考にしてみてください。
その1・セラーセントラルでデータ分析を行う
セラーセントラルとは、販売者用アカウントにて使える操作画面を指し、出品リサーチや出品者パフォーマンス・決済情報・Amazonからの出荷などがチェックできます。売上やお知らせなども確認できますが、他にも下記の内容をチェック可能です。
- 在庫管理
- 商品登録
- 売上分析
- パフォーマンス分析
- 注文管理
- 各種設定
- Amazonへの質問
他にも、セラーセントラル画面のレポートを押すことによって、下記の情報をチェックできます。
- 売上金額
- 振込金額
- 改善点
- 時間帯別の売上データ
- 商品ページのアクセス数
- カートボックス獲得率
- 各種レポートのダウンロード
顧客満足度指数ツールを使用して自分自身のパフォーマンスチェックや出品情報の更新・日時売り上げの把握ができるため、分析を行うことによって販売スタイルの確立ができるでしょう。具体的に例にあげると、時間帯別の売り上げデータや商品ページのアクセス数を確認し、最も多くアクセスしてもらいやすい商品・実際に売れやすい時間帯の把握が可能です。多くの人が気になっている商品を売上が良い時間帯に出しておくことによって、さらに売上を伸ばしやすい状態づくりができます。分析を行うことで商品を効果的に販売していくことができるため、セラーセントラルをしっかりと活用していくようにしましょう。
その2・FBAで発送業務の負担を減らす
FBAを活用することによって、梱包・発送の負担を大幅に減らすことが可能です。Amazonでは商品を発送するだけで保管を行ってくれるフルフィルメントセンターが存在します。これをFBAといいます。フルフィルメントセンターはただ保管してくれるだけでなく、お客様から注文が入った際に、ピッキングを行って梱包・発送までを行ってくれるカスタマーサービスです。発送だけでなく、FBAカスタマーサポートやFBA返品管理を行ってくれるため、発送や返品に関する一連の業務負担が減ると考えるとわかりやすいです。特に魅力的なのがFBAカスタマーサポートで、追加料金がかからずにお客様が電話やメールにてカスタマーサポートに問い合わせることができます。
ただし、返品に関しては一部の商品カテゴリーに関して、購入者に返品手数料がかかるため、返品の際には注意が必要です。Amazon側が丁寧に梱包・発送を行ってくれることから、発送や梱包に置いて評価が著しく下がってしまう状態を回避できるのが魅力です。FBAのサービス手数料に関しては毎月固定ではなく、商品の保管スペースとAmazon側が行う出荷・梱包・配送などの代行を行った注文数に応じて計算されます。そのため、売上が少ないのにもかかわらず、多額の手数料が引かれないというという点は嬉しいですよね。
その3・広告活用で集客力UP
他にもAmazon活用術として、スポンサープロダクト広告やスポンサーブランド広告を使用して商品の認知度を高めることも可能です。Amazonには下記のような広告が存在します。
- スポンサープロダクト広告
- スポンサーブランド広告
- スポンサーディスプレイ広告
広告ではブランドや商品ポートフォリオの紹介、Amazon内に出品されている個々の商品を紹介できます。具体的には商品検索結果ページや商品詳細ページを表示することが可能です。いくら素敵な商品を販売していたとしても、Amazonユーザーが存在を知らなければ目にも留まりにくい上に、検索してもらうこともできません。広告を活用することによって商品の露出が可能となるため、売上を伸ばすための手助けを行うことができます。もちろん、広告を活用したから必ず売上が上昇するというわけではありませんが、関連性の高いオーディエンスにアプローチができる上に、存在を知ってもらえるため、認知を高める効果は期待ができます。
他にもストア広告で出品者のブランドストーリーや商品紹介を、ランディングページにて表示可能です。Webサイトの経験が必要ない上に追加料金無しで利用できるため、競合との差をつけたい場合は非常にオススメですよ。
その4・カスタマーレビューを充実させる
Amazonだけでなく、他のプラットフォームでも共通していますが、カスタマーレビューを充実させるようにすることで、購入してもらいやすい状態を作ることが可能です。Amazonユーザーの多くは購買決定を行う際にカスタマーレビューを確認することが多く、判断基準とされるケースが少なくありません。
カスタマーレビューに関しては、実際に購入した商品に関するレビューが多いですが、梱包や発送に関するレビューを書く人もたくさんいます。他にも商品の購買を考えている人が、商品に関する問い合わせを行った際に、迅速かつ丁寧な対応を行うことによって、評価が良いカスタマーレビューを書いてもらうことも可能です。発送や梱包に関しては前述でも紹介したFBAを活用することによって、業務負担を減らしながらしっかりとした対応ができますよ。
ただし、カスタマーレビューが高ければ良質な商品・ストアだと判断されやすいものの、違法な行動でカスタマーレビューを高めようとする人もいます。ストアによってはカスタマーレビューが星5段階評価で高いところもありますが、評価が高すぎる場合はサクラだと疑われてしまい疑問を持たれてしまうことも。誤った方法で評価を上げることは絶対に行わないようにしましょう。
その5・ブランド登録を行う
Amazonで売上を伸ばしたいと考えている場合はAmazonブランド登録を行うようにしましょう。ブランド登録を行うことによって、スポンサーブランド広告が打てるだけでなく、商品ページの編集制限を優先して得られる・商品ページの編集権限を守れるといったメリットがあります。
商品を出品する際に商品ページから行う人が多いですが、商品詳細ページは出品からの情報を調整して反映を行ってしまうため、オリジナルの訴求ができません。しかし、Amazonブランド登録を行うことによって、登録した商品情報が反映されやすい上に、他社から編集が入ったとしても反映されにくいです。他にも、近年問題となっている転売ヤーに対して知的財産権が通りやすいのもメリットの一つ。
Amazonブランド登録を行う場合は下記の4つが必須条件になります。
- ロゴの入った商品4点以上の出品
- ブランドサイトのURL
- ロゴ入りパッケージ
- 商標の取得
登録方法は「Amazon brand registry」に入り「今すぐ登録」をクリックします。ブランド登録先を登録にて日本を選択し、出品者アカウントでログイン「新しいブランドを登録」へ進んでいきましょう。残りは手順に沿って登録を行っていくことでAmazonブランド登録を行うことができるため、売上を伸ばしたい場合はなるべく行うようにしてください。
販路拡大ならhanro+がおすすめ
D2CブランドはSNSやネットでの口コミを活用した販売を行っていきますが、Amazonで出店を行い、Amazonブランドの知名度・集客力と併用することによって売上を伸ばしていくことができます。元からある集客力を活用できるほか、広告や細かな分析、FBAなどのサービスも活用できるため、より専門的な商品の販売が可能ですよ。
Amazonだけでも上手にD2Cブランド展開を行うことで売上を確保できますが、さらに売上を伸ばしたいと考える場合は販路拡大もおすすめです。販路拡大を考えている場合はhanro+(ハンロプラス)のサービス利用をチェックしてみてください。
hanro+はAmazon以外の他販路販売を全自動で対応してくれるサービスで、Amazon以外の各種モールへの問い合わせ・出店準備や審査・商品ページの作成・発送業務までを行ってくれます。
販路の拡大を考えている人はぜひhanro+(ハンロプラス)をチェックし、D2Cブランド展開を成功させてください。